ビジネス環境はますます競争が激化、ニーズやセグメントは多様化しています。顧客との関係性をしっかり築くことがビジネス成功への鍵!
特に日本は人口が減少しているので、より既存顧客を大事にしていく、つまりLTVを最大化(長くファンになってもらう)ことが重要視されてきています。
満足度の高いサービスを提供するためには、顧客一人ひとりのニーズをきちんと把握し、最適なアプローチをすることが大切です。そこで役立つのが、CRMマーケティングです。
CRMツールであるHubSpotとLITTLE HELP CONNECTを組み合わせて何ができるのか?
LINEを活用したCRMマーケティングの実施手法について詳しく紹介します!
従来のマーケティングでは、大衆向けのメッセージが主流でしたが、多様化する顧客は今や個別のアプローチを求めています。
例えば『30代前半・女性』というセグメントで絞ってみるとしましょう。現代ではライフスタイルも、興味関心も本当に様々なので、一括りに同じターゲットゾーンとするのは、安易すぎるのでは?という感じですよね。
CRMマーケティングは、顧客のニーズや関心に合わせてカスタマイズされたコミュニケーションを提供する手段として、ますます重要性を増しています。顧客が自分を特別に感じることで、ブランドへの愛着が深まり、顧客を獲得できます。
CRMマーケティングの基盤となるのが、顧客情報の正確な収集と管理です。HubSpotは、強力なCRMツールとして、顧客情報の収集やセグメンテーションを効果的に行う手助けをしてくれます。顧客の名前、メールアドレス、購買履歴などのデータを集約し、個々の顧客の特性を把握します。動画を見るとイメージが少しつき易いですね!
★HubSpot公式サイトはこちら
HubSpotは無料からでも利用することが出来るのでオススメです。
もちろん、HubSpotもビジネスです。無料といっても全ての機能が無料というわけではなく、ワークフローといった自動化や、担当者アサインなど、各種機能をアップグレードすることによって追加する料金が変わってきます。
とはいえ、「基本的な機能を無料からでも始められる」というのは、顧客管理CRMシステムの活用において、かなり大きなメリットになると思います。
実は、このWebサイトもHubSpotの無料版で作成しています。つまり、本サイトがHubSpotのデモになっているという訳です。
ドメイン代やレンタルサーバー契約代などは別途かかります。
下記程度のレベルであれば、かなりの低コストから、CRM付きのWebサイト構築が実現が可能です。
①テンプレートを選択してコンテンツ/デザインを作成
②問い合わせなどの各種フォームの設置
③顧客管理CRMシステム(個別の画面、メール送信履歴、サイトトラッキング等)
サイト経由での「問い合わせ」は自動で顧客(=コンタクト)が追加されます。また名刺スキャンや手動入力、データインポートからでも追加が可能です。
【↓顧客(=コンタクト)画面例】
・簡易チャットボットの設置
基本的にHubSpotは、システム全体UIが分かりやすいので、割と初心者でも感覚的にサイトデザイン面、ブログなどを操作することができます。
ただし、裏側のシステム設定や他システムとの連携等はITやWeb方面に明るくないと厳しいでしょう。がっつりHubSpotを使いたい場合は、初期の段階で、専門のパートナーや、マーケティングコンサルタントに依頼をすることが活用の近道です!
HubSpotと連携させることで、顧客情報がLINEチャネルにも反映されるようになります。
動画を見るとイメージが少しつき易いですね!
特にBtoC向けのビジネスですと、メールの開封率・各種CVは徐々に下がってきている傾向があり、個々人のSNSへのチャンネル訴求は不可欠です。
LITTLE HELP CONNECTは、LINE公式アカウントをビジネスに活用するためのツールで、アカウントの作成と連携を簡単に行えます。LINEを通じて顧客とリアルタイムでコミュニケーションを取ることが可能になります。
LITTLE HELP CONNECTはHubSpot出身のエンジニアによって開発されたソフトウェアで、HubSpot社とLINE社から高品質の連携サービスとして認定されています。
★LITTLE HELP CONNECT公式サイトはこちら
実際にLINE公式アカウント(活用参考版)を作成。
無料のトライアル2週間内にLITTLE HELP CONNECTで、リッチメニュー・簡易診断Bot・サービスメニューカード等を設定しました。
興味のある方は、下記の友だち追加で、実際の機能などイメージが確認出来ます。どのような事が実際できるのかデモとして見てみてください。
【↓デモイメージ・LINEアカウント】
LINE公式アカウントを作成した後、LITTLE HELP CONNECTで連携初期設定をします。
※公式サイトの設定クイックスタート・ナレッジベースはこちら
LINEのメニューテンプレートも豊富に揃えているCanva(画像作成ツール)で作成しました。
規定のサイズで作成し、リンク等の設定を行います。メニューの枠は色々なパターンで設定可能です。
※公式サイトの設定クイックスタート・ナレッジベースはこちら
カードタイプのメッセージは、オススメのサービスや商品一覧に最適です。
LINE友だちの全員に宛てた「一斉配信」はできる限り、必要最低限にしましょうね。
おそらく誰もが経験あると思いますが、LINEは開封率が高い分、むやみやたらに自分にメリットの無い配信がくると、すぐブロックしますよね。
配信すること自体が目的ではないので、くれぐれも顧客目線を忘れないようにしましょう。
HubSpotで収集したデータを基に、顧客を異なるセグメントに分類します。顧客の購買履歴、興味関心、行動履歴などを分析し、共通の特性を持つグループを作成します。これによって、異なるセグメントに合わせたメッセージを送信できるようになります。
セグメンテーションに基づいて、顧客に対してパーソナライズされたメッセージを送信します。特定の商品やサービスに関する情報、個別のおすすめなど、顧客が関心を持ちそうな情報を提供します。これにより、顧客は自分に合わせた価値を感じることができますね。
特別なイベントやプロモーションがある場合、LINEチャネルを通じて該当顧客に案内します。
顧客のステータスを「プレミアム」「プラチナ」「ブロンズ」のようなもので会員分けする場合もあるでしょう。
限定情報や割引クーポンを提供することで、顧客の関心を引きつけることができます。顧客は特別感を持って次のアクションに進む「良いきっかけ」になります。
各配信メッセージのパフォーマンスも確認できるので、定期的にチェックし次回配信の参考にしていくのがおすすめです。
LITTLE HELP CONNECTでは、診断Bot・クイズなどのフローが作成可能です。
裏側でどのような診断結果になったか、どのクイズで「はい」だったのかといったデータをHubSpotのプロパティに保存しています。
ですので、LINE上のデータをHubSpot側のリストで活用し、セグメントを分けて、適切なマーケティング配信をする事が可能になります。
HubSpotのコンタクト画面にて、LINEチャネルを通じ、顧客とリアルタイムでコミュニケーションを取ることが出来ます。HubSpot側にも通知が来て、タスクが作成されるので担当者も安心です。
返信を返したらタスク完了にすればOK!
顧客からの質問や疑問に迅速に対応し、カスタマーサポートを提供することが可能。迅速な対応は顧客満足度の向上につながりますね。
LITTLE HELP CONNECTのアナリティクス画面では、連携接続しているLINE公式アカウントの友だちの増減や、メッセージのパフォーマンス等を確認することができます。
また、LINEだけではなく、HubSpot側機能の『ダッシュボード』を見ることによって、Webサイトへの流入元分析、フォーム分析、人気PVブログやランディングページも確認することができます。
常に何かを実行したらパフォーマンスの結果を確認しましょう。
小さな改善でも続けてけていけば、より良い顧客との関係構築につながります。
CRMマーケティングは、顧客との個別の関係を構築し、長期的な成功を追求する上で欠かせない『戦略』です。HubSpotとLITTLE HELP CONNECTの組み合わせは、顧客データの活用とリアルタイムコミュニケーションを可能にする強力なツールです。顧客のニーズに合わせたパーソナライズされたアプローチを取ることで、長く愛してくれるファンを増やしていきましょう!